失敗学と創造学

守りから攻めの品質保証へ

濱口 哲也著
A5判197頁
定価 2808円(税込)
ISBN978-4-8171-9327-8
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【主要内容】
 2番以下の品質レベルに甘んじている限り、品質保証は「ディフェンス」である。しかし、トップに立ち、さらに顧客の要求を満たすレベルにまで品質や機能を向上させれば、それは他社にない強みとなり、「攻めの品質保証」になる。トップ企業になるためには、他が達成していない未体験ゾーンに踏み込まなければならない。そこで必須となるのが失敗学である。起こり得る失敗を事前に想定し、未然に防止するのである。それは、「まだ起こっていない失敗を発明すること」に等しい。失敗学では、失敗の再発を防止するだけでなく、背景や脈略を考え、上位概念に登って知識化すれば未然防止が可能であることを解説する。また、他社分析、発想の創出、発明を行い、戦略を練り、従来の延長線上ではない、真の顧客ニーズや商品コンセプトを作り上げるのに不可欠なのが、創造学である。失敗学と創造学が目指すのは、自分で考え、新しいものを見出し、作り出す技術である。いかに上位概念に登り、知識化するのがその鍵となる。本書では、品質保証に焦点をあて、失敗学と創造学の考え方と手法を紹介する。
【主要目次】
第1部 リスクマネジメントのための失敗学
     なぜ失敗は起こるか/失敗学のエッセンス/設計論的アプローチ/再発     防止と未然防止/上位概念に登る方法/創造職の未然防止/運用職の     未然防止/信頼性設計/攻めの品質保証
第2部 創造学−創造的な発想法−
     創造学の必要性/要求機能と思考展開図/競合他社に差をつける逆演     算発想法/設計と設計支援法について