【主要内容】 この方法だけで良いという絶対的なソフトウェアテスト技法はありません。開発フェーズや目的などに合わせて、適切な技法を適用していくことが重要です。また、ソフトウェアのバグ発生には、物理法則のような普遍性がありません。そのため、テスト技術者には、テスト設計にかかわる知識のみならず、経験や勘が求められます。したがって、場数をどれだけ踏んだかということも重要になります。そこで、経験の少ない初・中級のテスト技術者向けに、テスト設計および実施のノウハウを披露し、解説したのが本書です。本書は、ソフトウェアテストのプロが、さまざまな角度からテスト設計を行えるように点・線・面・立体という視点、例題を使いながら、実務に即したテスト技法の使い方とコツを解説します。さらに、学んだ技法について演習問題を解くことで、より実践的にプロのテクニックを学べます。
【主要目次】 第1章 点に注意を向ける 第2章 線を意識する 第3章 面で逃がさない 第4章 立体で捉える 第5章 時間を網羅する 第6章 多次元の品質 演習問題解答例